光 (部屋の明るさ、蝋燭の火、間接照明など)
音 (楽器音、偶発的に出た奇声、大自然の音など)
心 (その日、そのときの気分)
この三つがの織り成す空間での「偶発的な音楽」への飽くなき追求。
LIVE (音、音楽)
PHOTO (写真、瞬間の切り取り美)
FILM (映像、動き、体温、表情)
この三つがの織り成す世界観で作り上げた「楽しい時間遊びの記録」の製作。
いつでもその時間に帰ることができるように、常に記録に収める。
写真であったり、映像であったり、ラジカセで録ったジャムセッションであったり。
何気ない日常の「オイシイ瞬間」はその時にしかこない。
いつくるかわからない。
だったら、せめて、「楽しい時間」だけは記録に残そうぜ。
過去の偉大な先輩達はみんなそうして来てるんだ。
ブルージーに生きようぜ。
なぁ、相棒達よ。
ある日、僕らは笑顔を絶やさない瞬間を発見した。
それは、酒でトリップしながら楽器を持ち寄って、ブルースセッションをしている時だった。
僕らはそのテイク(演奏)を毎回、毎回、2000円のおんぼろラジカセで録っていた。
カセットには、毎回日付を入れ、貯めていっては、酒の場で皆で聴く作業を繰り返した。
こっからどうしようとか、レコーディングしようとか、ギグを演ろうとか、まったくそんな話は出なかった。
そしてある日、マイケルジャクソンのCDをかけてみんなで聴いた。
その時僕は、たまたま偶然、ビームスで買ったチボマットデザインのマイケルT−シャツを着ていた。
偶然か必然か??
勿論マイケルが僕に降りてきた。 そう、、、。
皆でムーンウォークの練習をし始めたのだった。
笑った。笑った。笑ったさ。
腹がよじれるほどにね。
その時思った。久しぶりに笑った。
そのまま、CDから流れてくるマイケルを耳コピして、セッションし始めた。
楽しかった。笑った。とにかく、笑った。
そのあと、ミーテイングしながら、昔のテープを引っ張り出してきて、出合った頃からの テイクを聴いた。
震えたね。
で、そのあとまた笑った。しかも、ゴホゴホいいながら笑った。
博士が口を開く。
「ギグしようぜ。」
ビールを飲み干したボディーブロウが言う。
「いいんじゃない?」
マイケルもどきが、ムーンウォークの途中で言う。
「羽ばたくなら世界だぜ。」
バンド名が決定した。
とにかくセッションして、生の偶発的な音を感情を、その気持ちよさを伝えるジャム仲間。
その名前が決まった瞬間スピーカーから偶然流れたのが、ジミヘンドリックス・・・。
大爆笑だった。
恐らくディスクジョッキーは「音楽の神様」だな。
酒を飲みほして、解散。